2021/05/29

葛西臨海公園→江戸サイ→館林駅

 利根川東遷で廃川した「合の川」の川筋に自転車・歩行者道があるのがわかったので、昔よく通っていた熊本ラーメンの開店時間に合わせて見に出かけてきた。

 熊本訛りのおばちゃんが、熊本から取り寄せた麺を使って作ってくれる一択のラーメンは、めちゃうまかった。グーグルの案内でも4星を超えているせいか、この日も開店時間前到着したが、早めに開店しており、ちょっと待たされた。  
「合の川」の川筋跡は、過去ここに川が存在したことを示す形で、田畑に活用されており江戸時代からの大工事を思いつつ、のんびり巡った。この辺り「合の川」が藩境であり、現在もこの川跡を境に群馬と埼玉が隣り合わせている。埼玉県の飛び地のようだが、昔利根川は東京湾に流れこんでおり、「合の川」締め切りと同じ時期に「新川通」が開削され流れを太平洋に変えており、この際飛び地のようになった。人工的に改修された利根川の流れを眺めつつ、ふりかえると廃川された川跡・・・・県境も納得・・・。荒川で西側に取り残された江戸川区の一部と同じ歴史が1840年代にあったとは・・だから川は面白い。

 この付近には、左甚五郎を開祖とする花輪村ワークスの流れをくむ宮彫師石原常八(2代目)が彫った作品が、高鳥神社、雷電神社(総本宮)に飾られているので併せて見て周り、館林駅で自転車を畳んで自宅に戻った。

2021/05/24

五行川(河口→水源地)

 毎年秋には五行川の鮭を見に出かけることが恒例となっており、いずれ源流地を訪ねたいと考えていた。梅雨が近づき天気が悪くなるようなので、昨日五行川(茨城県側では、別名勤行川)の水源地を目指して河口から遡った。

 コースデータを作成した際、栃木に入った上流に未舗装も多いことからミニベロを使用することとし、最寄り駅から朝6時過ぎの電車に乗って、スタート地点の下館駅に8時40分過ぎに到着。いったん五行川河口に向かい、河口から遡った。五行川沿いには、サイクリングロードが栃木県まで伸びているので、これを使用し途切れた後は極力川沿いを走行、13時過ぎに水源地に到着し最寄りのJR蒲須坂駅から帰宅した。
 平日で、退社時間と重なるとまずいと思ったが、今回は乗り継ぎもよく、17時過ぎには最寄り駅に到着できた。平日の日帰り輪行は帰宅ラッシュを避けるため気を遣うが、ミニベロはコンパクトなので、多少混んでいても問題なくありがたい。  今回、未舗装走行も結構あり、前日の渡良瀬遊水池での走行もあってか、ちょっと疲れた・・・。

渡良瀬遊水地 外周ひと回り

 コウノトリのひながすくすく育っているとの情報を受けて、中央エントランスを起終点として渡良瀬遊水を大きくひとまわりしてきた。谷中湖周辺はすでに何度か回っているので、今回は極力遊水全体の自転車が走れる道を確認しつつ、コウノトリの営巣や分骨して建立されている田中正造霊祠、三県境もまわってきた。

 また、遊水地は台風時に渡良瀬川や思川から流れ込む水量を受け留めるために何段階かの貯留区画に分けられているが、一定量の水量を超えたときに別の貯留場所への流し込みのため、越流提(わざと周辺より低くした堤防)が4か所設置されているので、これも3ヵ所見てきた。  コウノトリの雛は2羽確認できたものの、親鳥は観察場所で休憩しながら待っていたが巣には戻ってこなかった。ひなは大分多きくなっており、監視員の方の話では巣立ちも近いようだ。(ビデオカメラを持参し撮影したが、遠くてうまく撮れていなかった。残念。)

コウノトリのヒナを見に行く。(TDL→JR野木駅)

  兵庫県富岡市の保護施設で、国内最後のコウノトリが死んで絶滅したのは、1971年。その後、ロシアや中国から幼鳥を譲り受け、飼育や繁殖を開始。多摩動物園で繁殖に成功したほか、豊岡市でも成功し、その後各地で飼育/繁殖/放鳥が行われている。関東では、繁殖/放鳥は野田の施設が数多く行っ...