2022/07/21

荒川河口(右岸)→武蔵水路→利根大堰

 しばらく走っていない武蔵水路を経由して利根大堰まで荒川河口(右岸)から走ることにした。羽根倉橋先も右岸を使用する予定だったが通行止めだったので、左岸を走行し榎本牧場先から右岸に戻り、武蔵水路へのアプローチ(糠田橋)まで、荒川から大きく逸れるサイクリングロードから外れて初めての道を走行してみた。今回、外れて走る場所には堤防の堤外地(いわゆる流水側)に居住する集落が2か所存在しており、その地をこの目で見てみることも目的だった。

 荒川は河川改修が幾度となく行われ、その度に河川敷となってしまう地域に取り残される集落が発生しており、自主的又は強制的に堤内地(堤防によって守られている地域)に引っ越しすることを余儀なくされるのが通常の流れとなっている。西遊馬など複数個所に2011年当時調査において、羽根倉橋上流に6か所の居住地が点在しており、特に横堤(増水時に流速を減ずるために川の流れに対して直角にせり出した堤防)に沿いに移転して集落を形成した古名新田集落と明秋集落に興味が湧いたことから、この2集落地を経由して走行した。なお、他の4か所は住宅が残っているものの、住まいではなく農業器具の倉庫や店舗としての使用が続いているようだ。サイクリストに人気のかき氷屋さんやレストランが西遊馬の堤外地には存在している。(2か所の堤外地の話については、goo blogに別途記載)

 今回も早朝出発としたので、ゴール近くで37℃を記録していたものの、暑さによる問題は生じなかった。特に武蔵水路沿いの「さきたま緑道」がほぼ木陰であったので非常に助かった。
 今回使用したグラベルバイクは、東北遠征以降乗っておらずタイヤの空気はすっかり抜けていたので、空気圧を4.0bar程度としてクッションを持たせた状態で使用した。ロードに比べて、輪行時のサイズがひと回り大きく、重さも12kg以上あるので乗り換え等で担いで歩く距離が長い場合は輪行を躊躇するが、今回は東武伊勢崎線-半蔵門線-新宿線と乗り換えが簡単なのでオフロードの走行もあるので使用することに。
 この時期厄介な熱中症は、首に巻く冷却材を4個(3連)持参して、9時くらいからネックカバーにくるんで2個使用した。気温もそれほど高くなかったので、これで十分だった。残りのうち一つは、帰りの電車で使用し、使わなかったものは戻って確認したらまだ氷が十分残っていた。しっかり保冷して持ち出したので今後もこれを活用することにする。  ロードバイクに比べると転がり抵抗も大きく、ダート走行もあったので今回距離はそれほどでもなかったが、少々疲れた。

荒川右岸河口
旧岩淵水門

伏せ越し部分 武蔵水路

武蔵水路の始まり 利根川取水堰
東武川俣駅(右側産物販売&待合室は、クーラーが効いていて天国)


葛西臨海公園→荒サイ/武蔵水路→利根大堰→東武川俣駅

  昨年8月の健康診断では正常だった血圧が、最近上がり気味。少しまじめに減量に取り組む必要がありそう。自転車とバレーは続行したいので、無理せず体調と相談しつつ行うこととするが、歳を取ると代謝が悪いのでなかなか落ちないのが悩みの種。  そんな悩みをかかえつつ、今日は葛西臨海公園か...