2022/07/08

玉川上水 羽村取水口→四谷大木戸水番所跡まで

 先日、購入以来の悩みの種だったミニベロの軋み音(20㎞を越えたあたりで発生する。)の解決策として、折り畳み部及び回転部分のグリスアップと各所のボルトの増し締めを行った。

 その効果確認と、いずれ行こうと考えていた玉川上水沿いをポタリングしてきた。コースは、玉川上水多摩川羽村取水口→終端の四谷大木戸水番所跡。  最寄りの駅から始発で新宿駅に、中央線に乗り換え羽村駅に7時少し前に到着。7時半には準備を終えてひとまず、羽村駅近くの「まいまいず井戸(用水ができるまでは、水の確保が大変な地域だったことがわかる、深く掘りこまれた井戸。)」を見て、取水口に向かった。  玉川上水は、1653年(承応2年)に多摩川の羽村から四谷までの42.74㎞(高低差92.3m)の間に、庄右衛門・清右衛門兄弟(利根川東遷を指揮した伊奈忠治も水奉行として参画:完成前に死去)により、約8か月で上水道を完成させている。  高低差のみで水を流す構造だが、平均勾配が0.2%であることから、当時の土木技術のレベルの高さに驚く。玉川兄弟は、複数の難工事個所で幕府から拠出金を使い果たし、田畑、家を売って資金を補充している。完成後、その功に対して玉川姓を許され、玉川上水役のお役目を命じられている。  これら、歴史の痕跡を見つつ、のんびり走って12時には都営新宿線の曙駅から帰宅した。  それにしても、上流部では今でも浄水場への取水に使用されているほか、復活して水が流れるようになった下流沿いも、見沼代用水や葛西用水と趣は全く違っていた。まぁ上水道だから違って当然だけど、切通しなど平地の用水路とは違う工事の大変さが、あちこちに見ることができた。  軋み音については、大分荒れた道も走行したが、最後まで出なかったことから、増し締めが功を奏したようだ。  ガタガタ道が多かったので、スタンドのボルトやヘルメットのカメラ固定金具など、気づかないうちに落としており、サイコンも数度停止するなどしたので、あらためて各所の増し締めを行うこととする。
youtube https://youtu.be/uAI9za732nM GoogleMap https://www.google.com/maps/d/edit?mid=1SBjpsfuURulhW55ukuW3L0AFf5tNpGY&usp=sharing Strava https://www.strava.com/activities/7433477796 Relive https://www.relive.cc/view/vMq5E4D4K8q

羽村駅
まいまいず井戸
まいまいず井戸
玉川水神社

玉川上水羽村陣屋跡

玉川兄弟の像
たまリバー50㎞の案内看板
水喰土公園


玉川上水案内板


太宰治入水自殺場所付近の碑

ジブリ美術館入り口
新宿御苑大木戸入り口
四谷水番所跡(玉川上水終端)




葛西臨海公園→荒サイ/武蔵水路→利根大堰→東武川俣駅

  昨年8月の健康診断では正常だった血圧が、最近上がり気味。少しまじめに減量に取り組む必要がありそう。自転車とバレーは続行したいので、無理せず体調と相談しつつ行うこととするが、歳を取ると代謝が悪いのでなかなか落ちないのが悩みの種。  そんな悩みをかかえつつ、今日は葛西臨海公園か...