快適な自転車遊びのために個人的にサイクリングロード工事情報を収集し、掲示板とGoogleマップで公開しているが、この冬は例年にも増して工事迂回が多い。平日のロングライドは早朝出立がマストのため、布団からの離脱する勇気と工事迂回の煩雑さが重なり、サイクリングへ出かる気持ちがいまいち盛り上がらない。
通勤ラッシュ後の時間に出かけて、暗くなる前に帰ってこれる自転車遊びは----。都心の短い川の上り下りしかないじゃん----。ということで、長さは短いが、多くの湧水が注ぐ埼玉と東京の境を流れる白子川に出かけることにした。9時半頃に最寄りの駅から白子川河口近くの西高島平駅へ輪行移動。10時半頃、河口からスタートして、12時頃に最上流水源の大泉井頭公園へ到着、その後、最寄りの西武保谷駅から新木場駅行に乗って市ヶ谷で乗り換えで自宅最寄り駅には2時少し前に到着。
時期が悪く、公園の川底や側壁からの湧水はなく、井頭公園の川は枯れている状態でだった。ここに至るまでの湧水4カ所ではそれなりに湧いていたが、イメージするような大量の湧き方ではなかった。そりゃそうだよね、だって都会の川だもん・・。
コースデータ作成時に、白子川近くのある地域で500世帯程度で運営している水道事業組合があり、関東ローム層下の水脈からくみ上げた地下水を配っているとの話をネットで知った。そのポンプ場脇には、一般に開放されている蛇口があり、多くのファンが訪れているとのことだった。どんな経緯で200メートルの井戸を掘って水道供給を始めたのか興味が湧水のごとく----。
帰宅後調べたところ・・・。
昭和16年、陸軍予科士官学校の職員住宅に井戸水を供給する目的で整備された水道施設が民間に払い下げとなり、現在(一般財団法人)大泉名水会が管理運営を行っているとのこと。
詳細についてGoogleGeminiに聞いたところ、市販の高級な「国産ナチュラルミネラルウォーター」と同等、あるいは「鮮度」の面ではそれ以上のレベルにあるとのこと。特に「硬度100mg/Lに近い」という特性は、日本人に馴染み深い軟水の中でもしっかりとした味わいを感じさせる、非常に質の高いものとのこと。東京の住宅地からくみ上げられるこの天然水は、安価で配給されているとのことだった。
ちなみに金町浄水場の高度処理水と比較も聞いたところ、「レベルという点では、安全性はどちらも「日本の厳しい水道基準」をクリアしており同等。 しかし、希少性や「天然の地下水」という付加価値を重視するなら、大泉名水会の方が「名水」としての評価が高いと言える。」・・・だって。こんなことなら寄り道して、一口飲んでみたかった・・・。
GoogleMap https://www.google.com/maps/d/edit?mid=1SGXVTYqi1mLkI4b73EUf2hJci0B9vMw&usp=sharing
Strava https://www.strava.com/activities/16781730781
Relive https://www.relive.com/ja/view/vdORzE1dyKO




















































