この夏は短い距離のひと回りが続いていたが、やっと涼しくなってきたので久しぶりに少し長めのサイクリングで葛西用水を始まりから終わりまで走ってきた。
葛西用水は日本三大農業用水のひとつ。見沼代用水(埼玉)と明治用水(愛知)が残り二つ。今回も最寄りの駅から一番列車で住吉乗り換えで羽生駅へ、7時過ぎに到着し最寄りのコンビニで朝食を購入。駅近くに田山花袋の作品「田舎教師」のモデルとなった小林秀三氏のお墓にお参りして、8時少し前にスタート。
利根川の旧取水口(元圦)から葛西用水の経路をたどり四つ木の終端(綾瀬川への排出口)まで走行、荒川開削前は隅田川までの用水路だったが現在はここまで。せっかくなのでそのまま河口まで下ってゴールとした。stop&goが多く、90㎞程度の距離だったが、最近ロング走ってないせいか…疲れた。
「葛西」を身近に感じる者としては気になる用水路で、利根川東遷とのかかわりも深く、すでに何度か走っている。今回は、足慣らしを兼ねているので管理道路を使用せず、極力走り易い車道を走行。葛西用水は、江戸初期は、河川を流用した水路網の原形を、中期は灌漑地域への安定的な送水のため、葛西堀(瓦曽根溜井から亀有溜井へ送水:溜井とは貯水池)や、利根川から取水し幸手領用水に加水する水路など、水路を人工的に新設(1660年頃の原形完成、1719年の大規模増補で「葛西用水」として確立)、近代になると越谷市など都市部を流れる区間は、都市化(農地の宅地化)で、本来の農業用水路としての役割が低下し、ただの排水路となっている。(近年親水公園化が進んでいる。)
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