埼玉県のHPによれば葛西用水は、江戸時代初期(1719年ころ)荒川の分流だった綾瀬川を葛飾区新宿でせき止めて溜井(亀有)を作り、江戸川区葛西方面に用水源として流したのが始まりとのこと。
気になっていた名前の由来は、ここから来ていたようで、俄然興味がわいてきたので、さらに調べたところ、北部の葛西用水は利根川東遷を行った伊奈家2代目忠克が開発させ、1760年代に利根川から引いた水で埼玉県東部を潤す農業用水として完成させたた灌漑用水だった。
そんなわけで、今回、羽生駅まで輪行し、利根川の葛西用水取水口跡から、用水兼用河川の大落古利根川、古利根川を下り、中川に合流するところまで走り、コンビニでたっぷり休憩し、江戸サイに出て自宅最寄りの瑞穂大橋まで走ってきた。用水路や川沿いには結構散策道があり、のんびり走ることができたものの、追い風の恩恵はなく、速度を上げると寒い状況だった。結構使えそうな道なので、暖かくなったら一番南から利根川まで辿ってみることにするかなぁ。
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