2月は天気のいい日は強風が吹き、健康診断や野暮用も重なりなかなか走れず、ジムでお茶を濁す日が続いていた。3月に入り天気が良く、追い風で走れる条件の日が来たので、さっそく出かけてきた。
今回は江戸時代に伊奈忠次が開削した備前渠(用水路)沿いを走ってきた。備前渠用水は日本疎水百選や世界かんがい施設遺産に選定されている。
利根川の河道を東京湾から銚子に変更する「利根川東遷」や荒川筋の中小河川を整備した「荒川西遷」などに着手したのが、江戸周辺の天領の代官頭だった伊奈忠次。河川整備は忠次から息子忠政へ受け継がれるも早世し、関東郡代となった弟忠治がこれらの大工事を引き継いで完遂している。
今回も羽生駅まで車に自転車を積んで移動し、秩父鉄道・JR高崎線と乗り継いで神保原駅まで、ここで自転車を組み立て10時半前にスタート。13時半には羽生駅に到着し、自転車を積んでさっさと自宅に帰った。
用水路沿いは、未舗装や草地の区間も多く、短い距離だったが結構な疲労感。備前渠後半は、水枯れ状態で風情もなく、田植え時期の水の多い時期がよさそうだけど、その時は草が繁茂して用水沿いは走行できない・・。世の中うまくいかない・・。
歳のせいかどうかわからいないが、今回大チョンボ。
東武 羽生駅から輪行でJR神保原駅に向かうため熊谷駅で乗り換え、身障者用トイレを利用したが、ここにリュックを忘れて高崎行の電車に乗ってしまった。いつもは、オムツを替えるためのベッドを広げてそこにリュックを置くのだが、今回はなぜか洗面台の前に置いてしまった。電車の時間も迫っており、慌てていたことといつもと違うルーティーンが原因。電車に乗ってドアが閉まった瞬間に忘れたことに気付いたものの後の祭り・・・。熊谷から一つ先の籠原駅で降車してすぐ改札の駅員に熊谷駅に連絡してもらったところ、誰かが事務所に届けてくれていた。ドッと力が抜ける・・・。撮影機材や着替え、バッテリーだけで貴重品は身に着けていたのが良かったかも・・・。
スタート時間は30分ほど遅れたが、名も告げず忘れ物を届けてくれた人には感謝しかない。駅や電車内で落とし物をよく拾って、届けているので神様が助けてくれたのかも・・・。
よりによってリュックを忘れるとは・・・そのうち輪行袋にしまった自転車を忘れたりして・・・(^.^;
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